blog筑後川・矢部川

筑後川は九州最大の河川です。また矢部川はその南部に隣接しています。
両川は、むかしから流域の自然、環境、歴史、文化、そして人々の生活に大きな影響を与えてきました。
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活動の紹介:特定非営利活動法人 直方川づくりの会
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    九州河川NPO交流会議の参加団体の紹介です。
    1.団体の名称
    :
     特定非営利活動法人 直方川づくりの会
    2.会員数     : 24 人
    3.団体代表者(役職)理事長 (氏名)野見山 ミチ子 
    4.団体連絡先 :

      (住所)〒 822-0013  
                   福岡県直方市溝堀1−1−10   

      (TEL) 0949-24-0486 FAX) 0949-22-1810 

      (Eメール) info@mizubekan.jp   
         (ホームページアドレス)  http://mizubekan.jp
    5.事務局(連絡)担当(役職)事務局 (氏名)小堀 進  
    6.設立の目的
     まちの中心を流れる遠賀川の流域は、古来より稲作文化が盛んで、豊かな農耕文化が育まれてきた。しかし、幕末の石炭発見以来、日本の近代化や発展を支え続けてきた遠賀川は、ぜんざい川と呼ばれ、生活様式の多様化により「汚い」「危ない」等と言われ、人々は近づかなくなった。そんな遠賀川をどんな川にしたいのか?14年前に、当会の前身である「直方川づくり交流会」が発足、50年後の夢を描き、国・県・市に「遠賀川夢プラン」を提案し続けた。そしてその間、子ども達と遠賀川リバーチャレンジスクールを開催し、大人も子どもも一緒になって川づくりを学び、地域に「川がある」というすばらしさを知り、川を通して「人と人とのつながり」が生まれ、故郷の川を大切にする「こころ」を大事に持ってほしい。川づくりは人づくり、そしてまちづくりにつながる、をモットーに、日本一の遠賀川をめざし、自慢できる故郷づくりのため、情熱を持って活動している。
    7.設立の経緯西暦 1996年設立

     NPO法人直方川づくりの会の前身、「直方川づくり交流会」は、平成7年に50年後に清流遠賀川を取り戻そうと活動を始めた。遠賀川と彦山川に挟まれた環境を活かし、リバーチャレンジスクールを開催することで、子ども達が川に目を向け、親しみを持つと共に、自然環境に対する興味関心が高まることを願っている。

     また、国県市に向けて、「遠賀川夢プラン〜直方リバーサイドパーク周辺の自然豊かな環境づくり〜」を提案してきた。この提案は、新町の近自然型工法による川づくりと魚道整備(1次提案)、環境学習と防災の拠点遠賀川水辺館、学習ビオトープ春の小川(2,3次提案)等と、次々に実現している。これは、当会が国県市と連携を計り、住民勉強会やワークショップを開催しながら、地域に根ざした活動を地道に行ってきた成果と考えられる。中でも、平成16年10月に、防災と環境学習の拠点である夢の「遠賀川水辺館」が実現し、行政と市民との連携は、遠賀川水辺館を拠点に強化された。そして次世代を担う小学生や中高生、近隣の大学、企業、流域各地の住民にも広がり、より多様でお互いが密接な活動を行うことが出来るようになっている。今後の展開についても楽しみです。
    8.活動実績

     遠賀川水辺館を拠点にして、将来の地球環境の保全に取り組む人材や、心豊かな自然を愛する気持ちを育むと共に、自然豊かな遠賀川を活かしたまちづくりを進めている。

    <継続した活動>

     NPO法人直方川づくりの会は、遠賀川水辺館での活動を軸に、毎月リバーツーリズムや、春の小川まつり(河川清掃)、季節に応じてリバーチャレンジスクール、川や自然、科学を題材にした学習会や工作教室、水辺館カヌースクール、のおがた川づくりセミナー、リバーサイドテラス(オープンカフェ)などの運営を行っている。

    ◆遠賀川水辺館リバーツーリズム

     遠賀川や他流域の、川を中心とした自然や歴史、まちづくりを学び、身近な遠賀川の自然環境や歴史文化について、再発見すること目的に実施した。リバーツーリズムで育まれた、市内外各地のネットワークは、遠賀川水辺館で主催する河川清掃活動「春の小川まつり(毎月開催)」や、まちを見つめ直す「のおがたわがまちウォッチング」などの活動に繋がり、次世代を育てる土台として連携し、若者の支援体制が生まれてきている。

    ◆遠賀川リバーチャレンジスクール

     子ども達を安全に水辺に近づけ、遠賀川に親しむ機会づくりをおこなうために、魚・植物・野鳥などをテーマにしたリバースクールを開催している。また毎年夏休みに1泊2日で実施している宿泊体験も抽選で選ばれた50名前後の参加者に、100名を超える大人や学生のサポーターが支援する独特な体制になっている。

    <育ち輝きはじめた若者の動き>

    遠賀川水辺館における活動は、小学生に始まり、中高生、大学生、地域の大人達、高齢者と幅広い世代に広がっている。また、異世代間の交流が活発になり、相互の支援体制も確立しつつあり、よりネットワークが太く長くなる方向性が見えてきた。

    キッズLNC→めだかの学校(小学生)→YNHC(中高生)→JOC(大学生)→大人 

    ◆YNHC(青少年博物学会・Youth Natural History Club)

    遠賀川水辺館を活動の拠点にして、中学生と高校生が学校の垣根を越えた情報共有ネットワークをつくり、環境調査、遠賀川にホタルを呼び戻す活動に取り組んでいる。メンバーは60名(県内に40名、国内20名)が活動している。当会が中心となり、地域に築かれた大人のネットワークが、活動が円滑に行われるように、様々な角度からの支援が行われている。また、中高生という世代が活動の輪の中に参加することで、小学生とのつなぎ役として安全に活動が実施できるほか、地域の若者における環境への意識が高まり、より良い遠賀川を取り戻すための、相互の連携を深められている。

    ■JOC(Joint of College)

    平成18年7月に発生した、川内川豪雨水害の復興支援を契機に、災害復興支援の大学生間のネットワークを作るため、YNHCで活動していた学生が卒業進学後に発起人となって設立した。九州各地の大学や活動団体、筑波大学がネットワークに参加し、昨年大分で開催された「アジア・太平洋水サミット」では、若者の視点による「アジア・太平洋ユース水サミット」を開催、災害支援や若者の連携についての宣言を提案した。また、平常時には、自己のスキルアップに努め、福岡、大分、熊本、鹿児島にて活動交流会を開催し、地元大学との連携を強化した。その他、地域活動にも参加し、後輩の育成等にも努める

    9.活動の様子:

    1、事業の成果

     遠賀川を日本一の環境学習の拠点にしたいという夢を掲げ、遠賀川と彦山川の合流地点に広がる「直方リバーサイドパーク」を拠点にして環境学習や、環境保護についての取り組みを実施することができた。また、活動の拠点になっている遠賀川の河川敷が、土木学会デザイン賞2009にて最優秀賞を受賞することが出来た。この賞は、ただ景観が美しいだけでなく、水辺空間の創造までのプロセスや、そこへの住民参加が選考に考慮されている。

    この活動の核となっている遠賀川水辺館の運営が、当法人の主たる事業となっており、今年度で6年目を迎えた。来館者数も、平成21年は、昨年より5000人増の4万人に達し、総計で17万人を超える来館となっている。

    遠賀川水辺館では、多世代を対象にした体験活動や勉強会、遠賀川を中心に考えたまちづくり、次世代を育てる人づくりに繋がる活動を実施することが出来た。主な活動として、めだかの学校、カヌースクール、リバーツーリズム、エコ科学工作教室、伝統文化茶道華道子ども教室、河川清掃(春の小川まつり)を実施し、のべ4000人の参加者が川にふれあうと共に、川を活かした「遠賀川魚釣り体験・水辺の生き物しらべ・水質調査体験」といった体験学習メニューを実施することが出来た。先進的な取り組みとして県内外から視察や意見交換に、のべ4000人が来館した。また韓国との交流も多くできた。

     また、YNHC(青少年博物学会)という環境活動グループも育ち、中学生と高校生が学校の垣根を越えて、情報交換ネットワークづくりや、環境調査や星空観察会、ホタルの飼育実験に取り組んでいる。また、毎月の活動報告書YNHC通信の発行も行っている。3月にトルコ・イスタンブールで開催された「世界子ども水フォーラム」に3名が日本代表として参加したほか、「ボランティアスピリット賞全国賞」「福岡県教育文化表彰」も受賞することが出来た。この活動の輪は、地域や学校に認知されつつあり、中高生にも浸透しつつある。


    <遠賀川水辺館管理委託業務>
    ■施設見学や体験学習

    直方市内はもとより、遠賀川流域や福岡市、北九州市からの来館、県外や北海道などからの見学もあり、平成21年の来館者数は、41094名(昨年35791名)と約5300人の増加があり、より多くの来館者と効果的な環境や防災に対する周知が行えた。

    市内はもとより近隣の中間や田川、行橋からも多くの小中学生が来館し、様々な体験活動に4000名が参加した。また全国各地や、韓国からの施設見学、意見交換も増加している。

    ■春の小川の生き物しらべ(水生生物調査体験)

     学習ビオトープ「春の小川」を活かして、水生昆虫や、甲殻類、メダカなどの魚を採集する活動。小学校の総合学習や、1,2年生生活科、4年生理科などの教科に対応した活動を提供した。また、夏休み期間中には親子や家族で参加できるプログラムを開催し、多くの参加があった。また、ビオトープも5年目になってホタルの飛翔や、ミズカマキリの生育、オオアカウキクサの繁殖など、絶滅危惧種に属する生き物も確認できるようになった。今年度は、大学の卒業論文や、石積みの研修などにも利用された。

    ■遠賀川つり体験

     デポジット制による釣り具の貸出を、水辺館の開館時に常時行った。遠賀川を身近に感じてもらう取り組みの一つとして、参加費は無料。1600人の参加があった。釣れた魚との記念写真も好評で、夏から秋にかけての休日は50本の釣り竿が足らなくなるようなこともあった。また、遠賀川水辺館前に中州が出来、アユをはじめ、カワヒガイといった今まで遠賀川には生息していなかった魚も捕まるようになった。
    ■めだかの学校
    毎月定期的に参加し、ステップアップをしていく「めだかの学校」を開校。対象は小学生から大人まで幅広い世代とし、「だ〜れが生徒か先生か♪」を合い言葉に自然を先生にして、春の小川の生き物と、生態系の係わりについて調べる「かえる教室」と、遠賀川水辺館周辺の野鳥の生態や生息数を調べる「すずめ教室」、学習ビオトープ春の小川と遠賀川の水質やタイコウチという昆虫に特化して調べる「遠賀川生き物調査隊」を開校した。のべ80名の子ども達が登録し、40名を超える教室もあった。また、今年度よりめだかの学校を卒業した中学生が、YNHCのメンバーとなり、サポーターとしても参加している。
    ■遠賀川水辺館リバーツーリズム
    遠賀川水辺館を拠点にして、川が育んだ自然や歴史、文化、まちづくりを学ぶ「遠賀川水辺館リバーツーリズム」を友の会方式で企画運営し、様々な地域の川づくりを学んだ。また、ふりかえりを行って、身近な自然や歴史について、再発見・再認識する機会が出来た。今年度は、防災という視点も取り入れ、治水技術の古今についても学び、地域の減災意識の向上につながった。
    ■遠賀川水辺館カヌースクール

    遠賀川水辺館周辺の遠賀川・彦山川を利用してカヌースクールを開校した。今年度は、セブン-イレブンみどりの基金の助成を受け、保険代の参加者負担がなくなったため、多くの参加者が集まった。また子どもが500円でカヌーの体験ができるという新システムや、春の小川の水辺の生き物しらべと組み合わせたプログラムも大変好評だった。

    ■水辺館エコ科学工作教室

    水辺に近づき、親しんでもらうという考えを目的に、科学や環境という視点から、川のことを考える機会づくりを実施した。身近に存在するものを利用しての実験や、工作には、子ども達の興味関心も高く、10、11月に実施した「フクオカサイエンスマンス」には、多くの参加者が市内だけでなく、福岡県内広範囲からあった。

    ■遠賀川水辺館茶道華道子ども教室

    地域の伝統文化継承と、遠賀川を身近に感じるきっかけづくりとして実施。河川敷の花々も利用した華道が6回、景色を楽しむ茶道が3回、栗箸づくりが1回の計10回を開校した。文部科学省(伝統文化国民活性化協会)助成事業。

    ■春の小川まつり

     遠賀川水辺館周辺と中の島公園の、ゴミ拾いと草取りを毎月最終日曜日に実施した。併せて、簡単な環境学習会を実施することで、楽しめるイベントにするとともに、遠賀川についての興味関心を深める機会づくりにしている。

    ■花壇再生プロジェクト

    遠賀川水辺館の対岸にある、国道200号線沿いの花壇は、直方リバーサードパーク建設当時(約20年前)に整備され、その後放置されてきた。今年度、セブン-イレブンみどりの基金の助成を受けると共に、直方市に活動に賛同してもらい、憩いの場となる花壇を取り戻すことが出来た。活動には小学生から80歳代まで多くの人達が参加した。

    ■日韓交流

    毎月のように韓国から、様々な自然保護団体や大学、研究者、行政の施設見学があった。その都度、遠賀川水辺館で活動する小学生や中高生との交流を図ることが出来た。また、この結果、お互いの国における環境問題について考えるきっかけづくりになった。

    ■小中学生による米づくり体験

     春の小川やプランターを利用して、小中学生が土づくり、苗代づくりから、収穫、試食までを体験する「米づくり体験」に5校が取り組んだ。各校は毎月、遠賀川水辺館に来館し、成長記録をつけると共に、稲が育む生態系についても学んだ。

    ■九州川のワークショップ参加

     11月に佐賀大学を会場に、九州各地の川で活動する団体が集まって、活動報告を行うワークショップが開催された。そこで、私たちをはじめ、小学生、中高生、大学生、国土交通省、直方市と様々な人が一緒になって実施した寸劇が、選好投票(会場の全員投票による一番元気をもらえた「好」きな活動)において、1位を獲得し、グランプリをいただいた。
    ■防災セミナーの開催
     国道交通省より事業として「防災情報提供業務」を受託し、市民向けの防災意識の向上や、意見交換会を行った。また、7月に発生した梅雨前線による豪雨災害の意見を取りまとめ、身近で使いやすい「Myハザードマップづくり」にも取り組んだ。

    <次世代を担う若者への支援>

    ■YNHC(青少年博物学会・Youth Natural History Club)

    YNHC(青少年博物学会)という環境活動グループも育ち、中学生と高校生が学校の垣根を越えて、情報交換ネットワークづくりや、環境調査や星空観察会、ホタルの飼育実験に取り組んでいる。また、毎月の活動報告書YNHC通信の発行も行っている。3月にトルコ・イスタンブールで開催された「世界子ども水フォーラム」に3名が日本代表として参加したほか、「ボランティアスピリット賞全国賞」「福岡県教育文化表彰」も受賞することが出来た。この活動の輪は、地域や学校に認知されつつあり、中高生にも浸透してきている。YNHC内のOBOGも5年目となり増加し、春休みや夏休みには、大学生との意見交換「世代間交流」なども実施した。

    毎月の地道な活動としては、河川敷のゴミ拾いを毎月2回行うと共に、ゴミの量や種類について調査するようになった。

    ●九州河川NPO交流会議の参加団体で広域に案内したいイベントなどがありましたらそのデータを次のあて先へメールしてください。
    このブログで案内していきます。
    Eメール:
    ppnpf822@yahoo.co.jp
     筑後川まるごと博物館運営委員会


    | tikugogawa | 九州河川NPO交流会議 | 14:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -









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